安倍政権はいつまで続くのか?

1.日本の歴代の政権ではかなり長い安倍政権

政党を含めた全政権のことを政権と呼びますが、それゆえに日本の現在の政権は、安倍総理を中心とする安倍政権となっています。
この安倍政権は第一次こそ2006年から2007年の一年間という短い期間でしたが、第二次では2012年の年末から開始されて現在まで続いているため、日本の歴代の政権としては、かなりの長期政権となっています。

・・・なぜ安倍政権は「戦後最強の内閣」になったのか

そんな安倍政権ですが、まずは総理大臣というのは第一党である政党の総裁がその職に就くので、現在は安倍総理が自民党の総裁でもあります。
そして自民党総裁というのは、かつては1期3年で連続2期までで任期満了でしたが、今年3月に自民党は、党大会で総裁任期を現行の連続2期6年から連続3期9年に延長する党則改正を正式に決定しています。

よって辞任などのトラブルが発生せずに通常の状態が続く場合、2021年までは安倍総理は総裁でいることが可能となっています。
そうなると当然政権もそのままの状態が継続されるので、何事も起こらずにスムーズな状態がこのまま続けば、最大で2021年までは、総理大臣もそのままで政権も変わらない可能性があります。

2.最短では羽田内閣の64日という短命政権

もっとも歴代の総理大臣の任期からすると、なかなか長期政権というものが難しいのも現実です。
直近としては最短のケースでは羽田内閣があり、1994年4月の細川内閣の退陣後から、予算成立までのたった64日という短命政権でした。

その理由としては、細川内閣が退陣の時点で既に与党連合は選挙で過半数を取れる状況になくて、野党である自由民主党と日本社会党が優性となっており、自民党からの内閣不信任案を提出されて内閣解散に追い込まれたという結果でした。

このように野党との抗争の結果、内閣解散に追い込まれるケースはしばしば他でも発生していますし、安倍総理に関しても、すでに公文書改ざん騒動や内閣支持率の低下などが騒がれており、トラブルと混乱がいろいろと発生しています。

もっともこのような事態となっても、自民党内に安倍総理に代わる人材がいないのも現状であり、それゆえにこのままの状態が続いているともいえます。

3.支持率アップの鍵を握っているのは外交

またここまで政権を長期化できた実力があることも事実ではあるので、とりあえず大きなトラブルや突発的な事件などが発生しないかぎりは、しばらくまだ安倍政権が継続される可能性はあります。

ちなみに支持率アップの鍵を握っているのはやはり外交で、昨今ではアメリカと北朝鮮との関わりや、貿易でのアメリカと中国の対立、韓国との関係などがニュースでも大きくピックアップされているで、こういった事柄に対してどれだけ日本の安倍総理が手腕を発揮するのかは注目されている部分でもあります。

それによっては支持率の上昇か低下かに直結する結果となるため、この先の安倍総理の外交に関する動きは重要となってきます。

他にも野党やマスコミ等などから探られたくない情報が今後も出てきてしまうような場合は、やはり長期政権の終焉に向かってしまう可能性を秘めています。
よってそのあたりはクリアな状態にしておくことも大切で、もっと長期化するためには、これ以上は国民の信頼を裏切るような行為はしないことも大前提です。

そんな安倍政権も、第二次は2012年から2018年まで継続しており、第一次と緒二次のトータルの任期では、すでに中曽根政権や小泉政権よりも上回っている状態です。

そしてこのまま何事もなく順調に任期を継続させていけば、2020年の東京オリンピックでもまだ続いている可能性もありますし、もっと長期だった吉田政権や伊藤政権、佐藤政権すらも上回り、今までで最長政権である2886日の桂政権をも抜いて、3500日超の歴代最長政権になる可能性も視野に入れることができる状況となっています。