選挙について考える!スマホで投票できるシステムにする是非について

1.スマホ投票のメリットとは?

選挙を開催する際に、スマホを利用して投票を行った方が簡単にできて投票率も上がるのではないかと思っている人もいるでしょう。

現代はインターネットも幅広く普及していてスマホの所有率も上昇しているので、一見すると非常に有効な方法なのではないかと考えられることもありますが、実際にはいくつか問題点もあるのでメリットとデメリットをそれぞれしっかりと理解して総合的に判断してから導入を検討することが大切です。

メリットの一つ目は、簡単に投票することができるということです。
わざわざ選挙のために投票所に行くといった手間を省くことができて、インターネット環境さえあれば自宅や外出先でも容易に投票ができます。

現代はライフスタイルが多様化されているため、時間に縛られることなく自分の好きなタイミングで投票できということは大きなメリットと言えるでしょう。

二つ目は投票率が上昇するということです。
簡単に投票に参加することができるようになれば、今まで選挙に対して興味がなかった人たちでも気軽に参加することができるようになります。

日本では若い世代の投票率が低いということが問題となっているため、スマホで簡単にできるようになれば今までよりも投票率が上がることが期待できます。

偏った世代だけでなく幅広い国民の意見を取り入れることで、より偏りのない政治を行っていくことに役立つでしょう。

三つ目は無効票が少なくなるということです。
電子機器を使用した投票のやり方であれば、記入するときに間違いをすることがなくなるので無効票が出るという問題を解消することができます。

四つ目はどのやり方でも絶対に安全であるとは言い切れないということです。
スマホを使ったやり方だと安全性が確保されていないので不安を感じてしまう人もいるかもしれませんが、それはどの方法でも言えます。

実際に投票所に行って投票をしたとしても集計するときに不正な行為が行われていないと断定することはできません。
電子機器を使ったからといって必ず不正なことが起こるとは言い切れないのです。

2.スマホ投票のデメリットとは?

一方でデメリットの一つ目は、高齢者の場合は上手く使いこなせないことも多いということです。
高齢者はこれまで紙による選挙が一般的だったため、スマホに変わってしまうと上手く対応することができずに困ってしまうかもしれません。

紙に書いて投票する場合であれば、周囲に立会人がいることもあるので分からなくなったときは聞くこともできます。
しかし電子機器による投票が一般的となれば、自宅でも済ますことができるという反面、やり方についてサポートしてくれる人が周囲にいなくなるので大変です。

二つ目は投票の秘密が守られにくいということです。
現在の仕組みの場合では、利用した人のプライバシーを完全に守るという機能が備わっていません。

投票を行ったときにそのデーター処理の過程を全て知ることができないため、秘密を守るということが難しいというのが現状です。
もし利用した電子機器がウイルスなどに感染していたときには、投票に関することが漏えいしてしまうという危険性があります。

三つ目は選挙の結果が不正にコントロールされるリスクがあるということです。
高度な技術を持つハッカーの存在はもちろん脅威ですが、投票の買収が行われてしまう恐れもあります。

ウイルスに感染しているスマホを利用して投票をしてしまうと、自分が行った内容とは異なるものにいつの間にか変更されていたという問題が発生してしまうかもしれません。

国内だけに留まらず海外の企業や情報機関に乗っ取られてしまう危険もあります。
そうなってしまうと日本の政治が混乱してしまいます。

このようなメリットとデメリットが存在するので、物事の一面だけを捉えるのではなく全体的にみて判断することが重要です。